最近よく「プログラミング」という言葉をテレビのニュースや新聞やネット広告などで聞いたりすることはありますよね?
「プログラミング」が話題になりつつあるのは、大人の世界だけではありません。
2020年、ついに小学校でプログラミング教育が必修化します。
「なんで子どもに学ばせるのだろう?」
「学んでなんのメリットがあるのだろう?」
「わが子は授業についていけるかな?」
「そもそもプログラミングって何?」
と、疑問に思う保護者や先生の方も多いでしょう。
わかっているようで、わからないプログラミングが何なのかを説明していきます。
プログラミングとは?
プログラムとは「コンピューターにやってほしいことを書いたもの」
コンピューターにやってほしいことをコンピューターが理解できる言葉にしたものがプログラムです。
つまり、プログラミングとはプログラムを作る作業とも言えます。
「プログラミング」ではなく「プログラム」という言葉なら、イメージできる方も多いと思います。
プログラムとは、和訳すると「番組表」「計画」「予定」という意味になります。実はIT業界特有の難しい専門用語ではなく、世間一般で広く使われている言葉なのです。
例えば、入学式のプログラム、運動会のプログラム、コンサートのプログラムなどコンピュータに関係のない「プログラム」も色々とありますね。どうしてこれらは「プログラム」と呼ばれているのでしょうか?
入学式のプログラム(式次第)はどうなっていたでしょうか?「1.開会の辞」「2.学校長式辞」「3.祝辞」……など、やるべきことが順番に並んでいますね。運動会のプログラムも競技順に1~並んで種目を進めていきます。
このように「やることを書き出したもの」がプログラム。つまり、運動会や入学式のプログラムも、コンピュータのプログラムと本質的には同じなのです。