MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)試験とは
Microsoftが認定するワード、エクセル、パワーポイントなどのオフィス製品のスキルを証明する資格です。
MOS試験は、基本的に受験したい試験科目やバージョンによって、試験内容、受験方法、受験料、受験日程、出題範囲などが異なります。
MOSの試験は、筆記試験や、チェック形式の問題ではなく、会場で実技試験のみを行います。
実技試験は、各試験会場に用意されたパソコンを使用し、問題の指示に従って正しい操作を行うことができるかを判定します。試験は、同日3科目まで受験ができます。
試験科目はバージョンごとに分かれており、同一科目でも範囲も異なります。人気の高いWordやExcelについては、一般的なレベルであるスペシャリストレベルの他に、上級レベルのエキスパートレベルが用意されています。
エクセル2013とワード2013のエキスパートだけは、part1とpart2の2科目に分かれており、2科目とも合格が必要なので要注意です。
申込後のキャンセルや返金はできないので、受験科目の確認はしっかり行いましょう。
パソコンに自分の受検者番号などを入力したら、試験問題が表示されるので、受験する科目のソフトを操作して試験に解答していきます。如何に正しい操作ができたかが問われる試験となります。
スペシャリストレベルの場合ですと、約20~45問の問題が出題されて、パソコンを使って回答していきます。
時間は50分間で、実際にOffice製品を使用して回答するスタイルで行われます。
2016バージョン以降は、問題というよりはタスク(課された仕事。課題。)と表現されていて、知識だけ所有していてもMOS資格の取得は困難です。
過去問は多く公開されていますし、模擬問題をしっかりとチェックした上で試験に臨みましょう。